菊芋の効果・効能

奇跡のダイエット食として世界的に注目を集めている健康野菜が「キクイモ(菊芋)」です。多くの日本人にとってなじみの薄い食品かもしれません。というのも、十数年前までは長野県や埼玉県、岐阜県、熊本県などの一部でしか生産されていなかったた幻の野菜だからです。

キクイモには、水溶性食物繊維「イヌリン」をはじめとする食物繊維、多種多様なビタミンやミネラル、アミノ酸(たんぱく質の構成成分)などが含まれています。そのため、ダイエットや美容・アンチエイジング、多くの不定愁訴の改善に役立つ可能性があるかも?と注目されているのです。

キクイモは血糖値の上昇を抑える効果がある

菊芋に含まれる「天然のインスリン」とも言われる成分が 「イヌリン」という物質です。

※インスリンとは、血糖値を下げることができる唯一のホルモンです。体内でインスリンが分泌されると血液中のブドウ糖が減って血糖値が下がります。

菊芋に含まれるイヌリンは腸内を綺麗にし、食後の血糖値の急激な変動を防いでくれます。

継続的に摂取しインスリンの働きを向上させることで、血中のブドウ糖が細胞に吸収されやすくなり、急激な高血糖の上昇をすることがなくなります。
血糖値の急上昇というのは、糖尿病や糖尿病予備軍の方にとって命取りです。
糖尿病が怖いのは神経障害、失明、慢性腎不全といった恐ろしい合併症とも常に背中合わせだからです。

他にもあるキクイモの可能性

菊芋に含まれるイヌリンは、大腸に到達するとビフィズス菌などの善玉菌の餌となります。
つまり、悪玉菌を減らし余分なものを排出するよう腸内環境を改善してくれる効果もあるのです。
善玉菌が増えると体には以下のような様々な良い影響を与えます。

【1、腸内環境を整え、腸が活発になり便秘解消になる】 
いっけん便秘というとそんな大したことはないと思う人も多いですが、便秘はただ単に便が出ないということだけではありません。
本来、体外に排出されるはずの腸にたまった便が体内にとどまり、腐敗することで「有毒物質」が作り出されます。
それが血液に混じり身体じゅうを巡ると、徐々にさまざまな箇所で悪影響を及ぼすようになります。つまり、長い間の便秘体質は万病の元になります。
【2、悪玉コレステロールを下げ、太りにくくなる。さらにドロドロ血液を防ぐ】
善玉菌は、食事で摂取したコレステロールを分解して、コプスタノールという物質に変化させます。 コプスタノールに変化させることで、摂取した脂肪分を吸収されにくします。
つまり、善玉菌が増えると脂肪がつきづらく太りにくい体質になります。
そして悪玉コレステロールが減り、血液がサラサラになることで免疫力アップになります。そうなると以下のような様々な病気予防になります。

・動脈硬化 ・脳卒中 ・心筋梗塞 ・大動脈瘤 ・腎硬化症 ・高血圧